顧客リストを売れ、信用情報を見せろ…サラ金30年で受けた「黒い誘い」

最近はほとんどなくなりましたが、昔は「お金を借りたい人」以外にも、いろんな理由で僕に近づいてくる人がいました。

正直に言うと


ちょっと一歩間違えたら、普通の人でも巻き込まれる世界です。

今回は、実際にどんな人たちが近づいてきて、何を求められたのか。
僕が実際に出会ったリアルな話を、そのまま書きます。

① ヤミ金業者 ― “顧客リスト”が欲しい人たち

今より少し前の時代、ポストにはヤミ金のチラシがしょっちゅう入っていました。

その文言はだいたいこんな感じです。

「社員さんへ。個客情報教えてくれたら○○万円報酬としてお支払いします」

完全にアウトですよね。

実はこれ、チラシだけじゃありません。
僕自身、直接声をかけられたこともあります。

お客さんの家に集金に行ったとき、そこでヤミ金の人間に会ったんです。

「絶対に口外しないので連絡ほしい」
「顧客リスト、どこまでなら出せる?」
「報酬は最低○○万円。継続ならボーナスと接待も付ける」

もちろん犯罪なので、丁重にお断りしました。

いまでも覚えてます。
めちゃくちゃ感じよく近づいてくるんですよね。

正直、普通にいい人に見えるんです。

でも今思えば——
ああいう人ほど、信用させるのがうまいんですよね。

こういう人に引っかかる前に、そもそも状況を悪化させないことが大事です。

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② 探偵業の女性 ― 「信用情報にアクセスできる人」を探していた

これは友人づてで近づいてきた女性の話です。

「サラ金で働いてるなら一度話聞きたい」
と強く言われて、友人がしぶしぶ連れてきた形でした。

実際に会ってみると、目的はかなりストレートでした。

「信用情報を調べられる人と仲良くなりたいんです」

もちろん、そんなことは絶対にできません。
即答で断りました。

それでも——

「じゃあ普通に友達として仲良くしてほしい」

と食い下がってくる。

正直、この時点でかなり警戒はしてました。
目的は絶対に信用情報教えてほしいだとだとわかっていたので。

トラブルにしかならなそうだったので、それ以来会っていません。

ちなみに余談ですが
ボディタッチだけはやたら多かったので、ちょっと長話しちゃいました(笑)

こういう“距離の詰め方”も、今思えば——
警戒心を下げるためだったのかもしれません。

実際、借金している人の周りにはこういう“距離の詰め方”をしてくる人が多いです。

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③ 情報屋みたいな人 ― “延滞者の居場所”を売りつけてくる

これも昔、現場で何度かありました。

延滞して連絡が取れなくなった人や、いわゆる“逃げた人”の居場所を知っているから、
教えるから「情報料を払え」と持ちかけてくる人たちです。

だいたいこういう言い方をしてきます。

「勤務先も教えるよ」
「このまま回収できないままでいいの?」
「それとも情報料払う?」

一見、合理的に聞こえるかもしれませんが
かなりグレーというか、ほぼアウトな話です。

それに、こういう話って
逃亡 → 密告 → 報酬 → また逃亡

みたいな流れで、最初から仕組まれてるんじゃないかと疑ってしまうんですよね。

もちろん、こんな怪しい人に関わる理由はないので、すべて断っています。

ただ、現場にいるとわかるんですが
「困っている状況」そのものが、ビジネスになっている世界でもあるんです。

そして実際に返せなくなると、状況は一気に動きます。

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まとめ|困っている人には、“それを利用する人”が寄ってくる

今はこんなことはありませんが、昔は本当にこういった“黒い影”の人たちがよく寄ってきました。

ヤミ金、探偵、情報屋
お金を貸す仕事をしていると、「お金以外の目的」で近づいてくる人がいる世界です。

そしてこれは、サラ金の中だけの話ではありません。

たとえば
・借金している人のまわりに急に現れる「うまい話」
・個人情報をやたら聞きたがる人
・やたら距離を詰めてくる人

こういうのは、全部つながっています。

「困っている人の周りには、それを利用しようとする人が必ず寄ってくる」

これは現場で何度も見てきた事実です。

だからこそ
もし今、生活やお金で苦しい状況にいるなら

「誰を頼るか」だけは、慎重に選んでください。

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