最近はほとんどなくなりましたが、昔は「お金を借りたい人」以外にも、いろんな理由で僕に近づいてくる人がいました。
正直に言うと
ちょっと一歩間違えたら、普通の人でも巻き込まれる世界です。
今回は、実際にどんな人たちが近づいてきて、何を求められたのか。
僕が実際に出会ったリアルな話を、そのまま書きます。
① ヤミ金業者 ― “顧客リスト”が欲しい人たち

今より少し前の時代、ポストにはヤミ金のチラシがしょっちゅう入っていました。
その文言はだいたいこんな感じです。
「社員さんへ。個客情報教えてくれたら○○万円報酬としてお支払いします」
完全にアウトですよね。
実はこれ、チラシだけじゃありません。
僕自身、直接声をかけられたこともあります。
お客さんの家に集金に行ったとき、そこでヤミ金の人間に会ったんです。
「絶対に口外しないので連絡ほしい」
「顧客リスト、どこまでなら出せる?」
「報酬は最低○○万円。継続ならボーナスと接待も付ける」
もちろん犯罪なので、丁重にお断りしました。
いまでも覚えてます。
めちゃくちゃ感じよく近づいてくるんですよね。
正直、普通にいい人に見えるんです。
でも今思えば——
ああいう人ほど、信用させるのがうまいんですよね。
こういう人に引っかかる前に、そもそも状況を悪化させないことが大事です。
② 探偵業の女性 ― 「信用情報にアクセスできる人」を探していた

これは友人づてで近づいてきた女性の話です。
「サラ金で働いてるなら一度話聞きたい」
と強く言われて、友人がしぶしぶ連れてきた形でした。
実際に会ってみると、目的はかなりストレートでした。
「信用情報を調べられる人と仲良くなりたいんです」
もちろん、そんなことは絶対にできません。
即答で断りました。
それでも——
「じゃあ普通に友達として仲良くしてほしい」
と食い下がってくる。
正直、この時点でかなり警戒はしてました。
目的は絶対に信用情報教えてほしいだとだとわかっていたので。
トラブルにしかならなそうだったので、それ以来会っていません。
ちなみに余談ですが
ボディタッチだけはやたら多かったので、ちょっと長話しちゃいました(笑)
こういう“距離の詰め方”も、今思えば——
警戒心を下げるためだったのかもしれません。
実際、借金している人の周りにはこういう“距離の詰め方”をしてくる人が多いです。
③ 情報屋みたいな人 ― “延滞者の居場所”を売りつけてくる

これも昔、現場で何度かありました。
延滞して連絡が取れなくなった人や、いわゆる“逃げた人”の居場所を知っているから、
教えるから「情報料を払え」と持ちかけてくる人たちです。
だいたいこういう言い方をしてきます。
「勤務先も教えるよ」
「このまま回収できないままでいいの?」
「それとも情報料払う?」
一見、合理的に聞こえるかもしれませんが
かなりグレーというか、ほぼアウトな話です。
それに、こういう話って
逃亡 → 密告 → 報酬 → また逃亡
みたいな流れで、最初から仕組まれてるんじゃないかと疑ってしまうんですよね。
もちろん、こんな怪しい人に関わる理由はないので、すべて断っています。
ただ、現場にいるとわかるんですが
「困っている状況」そのものが、ビジネスになっている世界でもあるんです。
そして実際に返せなくなると、状況は一気に動きます。
まとめ|困っている人には、“それを利用する人”が寄ってくる

今はこんなことはありませんが、昔は本当にこういった“黒い影”の人たちがよく寄ってきました。
ヤミ金、探偵、情報屋
お金を貸す仕事をしていると、「お金以外の目的」で近づいてくる人がいる世界です。
そしてこれは、サラ金の中だけの話ではありません。
たとえば
・借金している人のまわりに急に現れる「うまい話」
・個人情報をやたら聞きたがる人
・やたら距離を詰めてくる人
こういうのは、全部つながっています。
「困っている人の周りには、それを利用しようとする人が必ず寄ってくる」
これは現場で何度も見てきた事実です。
だからこそ
もし今、生活やお金で苦しい状況にいるなら
「誰を頼るか」だけは、慎重に選んでください。
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